2008年に始まったダイキン工業とCIのパートナーシップは、2014年、ダイキン工業の90周年記念事業として世界6カ国に拡大しました。
対象地であるインドネシア、カンボジア、中国、リベリア、ブラジル、そしてインドの森は、そこに暮らす人々の物質的、精神的生活を支える唯一の存在であると同時に、温室効果ガスである二酸化炭素の貯蔵庫として、また生命の基盤である水を安定供給する水源地として、国内外の多くの人々の生活を守っています。森林の破壊が止まらない中、アジア、アフリカ、南米での10年間のパートナーシップは、森林消失という世界的な課題への地球規模の挑戦です。
各地域では、アグロフォレストリーや環境配慮型農業、非木材林産物の採集・製品化、エコツーリズムといったその場所に適した産業を育てることで、貧困を削減しながら、森林を守り、育てる取り組みを進めています。また、次世代を担う子供たちへの環境教育にも取り組んでいます。