「森林減少」
知っておくべき11の事実

毎年、ベルギー一国分

衛星データ (※1、2 )によると、2002年から2019年まで、世界の熱帯林は、毎年平均ベルギーより広い面積に相当する3万3600平方km減少している。

半分が消失

1960年代以降世界の森林の半分以上がすでに消失している (※3)

6秒毎

2019年、6秒ごとにサッカー場に相当する面積の熱帯雨林が失われた。(※4)

危機的なブラジルの森林

2001年から2019年の間、ブラジルでは565,000平方キロメートル（カリフォルニア州よりも広い面積）の森林が伐採された。(※5)

60パーセント増加

ガーナは、原生林消失率が最も高く、2017年から2018年の間に前年比60％も増えた。(※6)

農業起因が40パーセント

畜産業、大豆生産、アブラヤシのプランテーションなど、大規模商業型農業は、世界中に起こっている森林破壊の要因の40％を占める。その他、鉱業やインフラ開発、都市開発も森林破壊の主要な原因である。(※7)

4,500万人

16億人

森林消失は、世界で16億人に上る、森林に生活を依存している暮らす農村部の人々の生活に直接的に悪影響を及ぼす。
そうした人々のほとんどは極度の貧困状態で暮らしている。(※3)

全排出量の12パーセント

森林は、伐採または焼却されると二酸化炭素を放出する。 世界の温室効果ガス排出量の約12％は、森林破壊によるものであり、これはすべての交通分野からの排出量にほぼ相当する。(※8)

需要の増加

世界的な人口増加により、2050年までに世界の食料需要が倍になる可能性。森林や湿地をこれ以上伐採することなく、より多くの人々を養うには、 既存の農地をより効率的に使用することが必須である。(※9 )

森林破壊が私たちに及ぼす影響は？

森林は、食料、水、私たちの暮らしにとって不可欠です。その影響に気づいているいないに関わらず、森林はあなたの生活に影響を与えています。 詳しくは「森林保護：あなたが知っておくべき14のこと」をお読みください。